Entries from 2018-05-01 to 1 month

「平等な機会」と「公正な取扱」 社会に立ち込める「空気」

世界の5人に1人が貧困の中で生活しています。加えて、これまでに膨大なヒト・モノ・カネが支援を求める地域につぎ込まれているにも関わらず、その貧困がなくなっていないという悲劇があります。 --- 支援する側と支援される側という区別がはっきり見えてい…

アフリカの「スナノミ症」根絶 途上国支援の良い例に

世界の5人に1人が1日125円以下で生活、命を脅かすような極度の貧困に陥っている。そんな悲劇に加えもう一つの悲劇がある。膨大な支援を行ってもなお、それでも貧困がなくなっていないということである。 ケニアで猛威を振るうスナノミ症という、寄生虫…

子どもの「貧困」は自己責任か

厚生労働省によると、日本における子どもの貧困率は16.3%(14年)で、過去最高だ。実数換算すると約230万人。ひとり親など大人がひとりの家庭にかぎると54.6%と、先進国でも最悪の水準だ。なかでも深刻なのは母子家庭だ。母子家庭になる原因は…

巨大IT企業による錬金術と巨大化・寡占化>格差拡大そして次の危機

1990年代よりグローバリゼーションが進展してきたのですが、やがて金融セクターの比重が圧倒的に増大し、金融のグローバル化といってもよい状況へと推移してきました。モノやサービスという実物経済の成長より金融経済の成長の方のスピードがぐっと速まった…

「社会」とはなにか。「メディア」を越えて

「社会」について考えると頭がいたくなる。なぜなら、わたしがそこにいて、それが変わっていくからである。空気をつかみ、空気を味わうことは非常に困難である。「社会」とはなにか。人間であろうか。人ひとりでは「社会」とは呼ばない、それは科学の領域で…

「人生」における「楽観性」- 「鬱」という影はなにか。

世には”楽観性を持った人”がいます。 「あと1時間もある」または「あと1時間しかない」。どう考えるますか?心の余裕が違います。 「あと1時間もある」と考える人を”楽観的な人”。「あと1時間しかない」と考える人を”悲観的な”人。 === マーティン・セリ…

「日本は終わっている」のか。

「日本は終わっている」よく聞きます。 しかし,それはバブル崩壊からすぐに言われ出しましたし,「失われた10年」が「失われた20年」になり...。一体いつまで失われてるのか。と思うところです。 「日本は終わっている」んじゃないですか? いや,終わ…