バカみたいな人生のはなし

Twitterにこんなことを書いたら「てめえ、わけわかんねぇよ」とツッコミを入れられたので、かなり噛砕いて、説明してみたい。

 

twitter.com

 

LIFE(人生とか、生活とか)ってなんか制限がおおくないですか。白石陸は寝て起きても白石陸のまんまだし、ひとを殺したら捕まるし、手は2本だし、動けるのは24時間で内7時間ぐらいは寝なきゃいけない。3食たべたくなるし、80年ほどしたら死ぬ。やっぱり生きていくのって制限がある。だから「LIFEは有限」

 

でも気分や表現は違くて、すっごい自由。寝て起きたら芋虫になっている作品もあるし、ひとは殺したくなるし、手が4本あったらと思うし、ずーっと寝てたいとも思う、腹いっぱいうまいもん食べたいし、不老不死は人類の夢。やっぱり夢のなかとか考えは制限がない。だから「気分や表現は無限」

 

んで、なんで「こうしたい」とは思えるのに「こうできない」ってことがおおいのよって。LIFEは有限だから不老不死にはなれないのに、不老不死になりたい!って思えちゃう。それって「人類の欠点」じゃないかなって。

 

じゃあ実際のわれわれは何をしているかっていうと、有限なことのいちぶ、例えば、「寝なきゃいけないけど徹夜して遊んじゃお」とか、有限なものにさらに制限して、遊びたいっていう願望を満たそうとする。いちばんわかりやすいのは、「時間」。時間ってまさに有限、80年ぐらいしかない。それを切って売って、それをカネに変えて、うまいもんを食う。でも結局80年しかないんだよ?それってなんか虚しいよなぁって。

 

この制限あるところと、ないところを知ったうえで、わたしってなにができるかなーって考えてたわけ。やっぱり自分自身の質というか、人生の質というか、広い意味で「いい人生」にしたいって。制限をとっぱらおうと躍起になるんじゃなくて、その制限のなかで「いい人生」を目指そうってさ。

 

じゃあ「いい人生」ってなんなんだろうなぁって考えてる。それが分かって、恋人とか家族も同じような思いだったら、いいなぁって。いろいろ考えているのは、なんかさ、丁寧な生活をしたい。自分に正直かつなんか目指すべきものがある。目指すべきものってのは、言葉にできるようなことじゃなくて、朝、鳥のさえずりで目覚めて、つめたーい水を飲んで、ゆっくり座禅して、ちょっと料理してご飯たべて、やりたいことを仕事としてして、散歩して、いい本を読んでさ、家族と一緒にゆっくりしながら、目を閉じる。そういうもん。なんか満たされるよね。

 

それってなんなんだろーって。ディズニーアニメとか、ドラマにでてくるよなぁって。ていうことは、みーんな思っていることはどうせ似たようなことなんだろうなって。だけどなにかに捕らわれて、不幸になってないかな。

 

んで、追加したtweetがこちら。

 

twitter.com

 

一次感情ってのは疲れたーとか、自由になりてーとか、カネほしいーとか、それを騒ぐの。みーんなさっき言ったような満たされた生活を送りたいだけなのに、なんかそうやって騒ぐひとがいると、満たされない。やっぱり人間はバカ。

そういう場所にいて、時間もカネもドブに捨てて、不幸になっている。

 

みーんなで一致団結して、いい場所にしようよーっつって、それでいいじゃん。

 

でもいまの自分にできるのは、満たされた生活ってなんだろーって考えこむことと、それに必要なことをすること。

 

それを決めてる。さっきいったような生活をしたいから、勉強もするし、考え事もするし、健康にいいことする。いろんな面で我慢することが多いだろうけど、それがLIFEの有限性。いまだけが満たされるんじゃなくて、80年のLIFEが満たされたいよな。

 

しらいし